まさにシリアスの極みといえるこのショスタコーヴィチの名品をコンドラシンが尋常ならざる力業で描ききっています。一聴後絶望を超えた満足感を得られました。どえらい演奏の登場と申せましょう。おまけのモスクワ河の名旋律が一服の清涼剤に。ちなみにショスタコーヴィチはスタジオ盤よりテンポが速く 5分以上の違いがあります。

Shostakovich : Symphony No.8
Mussorgsky : ” Khovanshchina” Prelude

Kirill Kondrashin
Moscow Philharmonic Orchestra
20 April 1967 Tokyo Bunka Kaikan, Tokyo (Live, Stereo)

【ALT067】(2003/10/2)