準・メルクル、ブラームスの交響曲チクルス、この風格と熱気、今や誰よりもドイツ的な大ブラームス。
じっくりと聴かせるブラームスで、熱気もはらみ聴きごたえ充分。聴くことによって心満たされるブラームス第4番でございます。またMDR響はルイージの後を継ぎ、メルクルが首席指揮者。過去最高の水準にあるとベルリンでも評判のオーケストラですが、ライプツィヒ放響とライプツィヒ放送フィルが1991年に合併して誕生しました。録音も大変優秀で、落ち着いた音色がブラームスにぴったり。間違いなく何度か聴きたくなるディスクと申せましょう。

【ALT166】
Brahms : Symphony No.4
Brahms : Hungarian Dances No.3, 5, 9, 19, 21

Jun Märkl
MDR Sinfonieorchester, Leipzig
16 March 2008 Gewandhaus, Leipzig (Live, Digital)
18 April 2008 MDR Studio, Leipzig (Digital)